【短】キスしてハニー
歩いていると、道が2つに分かれた。
片方にはどこにたどり着くのか書いてるけど、もう片方には書いてない。
「こっち行ってみない?」
どこに着くのか気になって、俺は何も書いてない方の道を指差した。
「え!?どこに着くかわからないんだよ!?迷子になったら…」
もちろん彩菜は不安で反対する。
けど…
「大丈夫。何かあっても必ず守るし、入ったら危ないところは普通、通れないようにしてあるはずだし。な?」
そう言って彩菜の手をギュッと握ると、静かに、うん、と頷いた。