【短】キスしてハニー
重なった唇を離すと、すこし赤く染まった彩菜が見えた。
キスってこんなにも幸せなんだ…
俺らは見つめ合い、もう一度、唇を重ねようとした時…
「疾風ー!よかったなぁ!!」
「もうドキドキしちゃったぁ!」
と、父さんと母さん。
な…!!
ありえねぇー!!!
彩菜は恥ずかしいからか顔を真っ赤に染めて、俯いていた。
「よし!今回の目的は達成したし!帰るぞー!!」
そう言って楽しそうに前を歩いていく。
けど、この旅行のおかげなら、父さんたちに感謝してもいいかな。
「彩菜。」
―チュッ
俺は振り返り、もう一度、彩菜にキスをした。
「よし!帰るか!」
そして真っ赤に頬を染めた彩菜の手を握り、星空の中の見守るなか、歩いた。
―キスしてハニー―
(明日からは帰り際にキス、できるかな…?)
End.

