クールな公爵様のゆゆしき恋情2
地下への階段は西の採掘場と違って古く、一歩進むごとにぎしりと嫌な音がして、冷や汗が出る程だった。
そんな私の様子を見て、ヘルミーネ様が薄く笑う。
「ラウラ様は地上でお待ち下さってもいいのですよ。現場の確認は私ひとりで充分ですから」
「いいえ私も行きます……子供達が心配ですし、何が起きているか知りたいので」
「そうですか、ではせいぜいお気を付けてくださいませ。フェルザー公爵夫人が、リードルフの鉱山で怪我でもされたらヒルト家の責任問題になりますから」
言外に迷惑はかけるなと言っているのだと、さすがの私でもはっきり分かる。
「分かっています、あなたに迷惑はかけません」
「そうだと助かりますが」
ヘルミーネ様は相変わらず嫌味っぽい。
いちいち腹を立てても仕方無いけど、いつかはこの状況をなんとかしなくてはいけない。
そんな事を考えていると、階段の恐怖が薄くなっていたようで、いつの間にか地下の側道に辿り着いた。
そんな私の様子を見て、ヘルミーネ様が薄く笑う。
「ラウラ様は地上でお待ち下さってもいいのですよ。現場の確認は私ひとりで充分ですから」
「いいえ私も行きます……子供達が心配ですし、何が起きているか知りたいので」
「そうですか、ではせいぜいお気を付けてくださいませ。フェルザー公爵夫人が、リードルフの鉱山で怪我でもされたらヒルト家の責任問題になりますから」
言外に迷惑はかけるなと言っているのだと、さすがの私でもはっきり分かる。
「分かっています、あなたに迷惑はかけません」
「そうだと助かりますが」
ヘルミーネ様は相変わらず嫌味っぽい。
いちいち腹を立てても仕方無いけど、いつかはこの状況をなんとかしなくてはいけない。
そんな事を考えていると、階段の恐怖が薄くなっていたようで、いつの間にか地下の側道に辿り着いた。