また君に恋をする
「桃さん?」
ん?
誰か私を呼んだ?
周りは人だらけで、それも注目を浴びている私は、誰が私を呼んだのかわかっていない。
だけど聞いたことのある声。
周りをキョロキョロしていると、見慣れた顔と目が合った。
「春翔!」
「お久しぶりです。」
「久しぶり!」
「メイドカフェって、まさか桃さんと芽衣さんですか?」
「そうだよ!行こう!」
人混みの中、はぐれないように春翔の手を掴んで2階の総合教室に向かう私。
春翔はかっこいいから、すれ違う女子達にすごく人気だ。
「誰と来たの?」
「奏多さんと龍也さんです。」
「奏多くんも?」
「さっきはぐれたんですけどね。」
来てるんだ。
せっかくだから会いたいな。
「桃さんやっぱ人気なんですね。」
「え?なんで?」
「学校入った時から、桃さんと芽衣さんの話題ばっかですよ。」