また君に恋をする
「あ、はははは…。」
春翔たちも超超超…、人気者だけど。
2階の廊下について、奥にある総合教室の前にはズラリと列ができていた。
そしてその中には、龍也と奏多くんの姿もあった。
「龍也さんと奏多さん、何かやばいっすね。」
「そうだね…。」
私たちのクラスに並んでくれてると言うよりは、奏多くんと龍也を囲んでいる。
男の子はクラスに並んでいて、女の子は奏多くんたちに並んでいる。
「奏多くんってやっぱり人気者なんだね…。」
「そうですね?」
「行こう、春翔。」
「え、でも奏多さんは?」
私は人混みをかき分けて、総合教室へ向かった。
教室の前でできている龍也と奏多くんの人混みも雑にかき分ける。
…私って、嫌な女だ。
彼女でもないのに。
奏多くんは何にも悪くないのに、声すらかけないなんてどうかしてる。