LAST WISHI



・・・


これ、ちゃんと喜んでもらえるのか…?


ようやくプレゼントを購入したのに、帰りながらもまだ俺はあれこれと考えていた。


いや、これだと思った直感を信じよう。


やっと自分を納得させて時計を見る。


あー、すっかり暗くなってしまった…


ふと顔を上げると、突然まばゆい光が全身を包んだ。


・・・


・・・・・


・・・・・・・



気付いたら、俺は真っ暗な場所にいた。


ここ、どこだ?


見回しても暗闇が続いているだけで何もない。


俺、何してたんだっけ?


あれ?俺って誰だ?俺の名前は?


自分の体を見下ろして確かめようとするけど、何も思い出せない。


ただ、ひとつだけ分かっていることがある。


俺には大切なものがある。


失いたくない。


失ってはいけないもの。


だから、それだけは見つけなければ…


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