昨日の夢の続きを話そう
まだ不安そうだけど、「そ、そうだよね」ルカさんは自分に言い聞かせるように呟いた。
「でも、ありがとう。民宿のこと、そう言ってくれて」
「あ、いえ……」
ルカさんは鼻の頭を指先で擦りながらもう一度、「ありがとう」と言った。
無性に照れ臭くて俯くと、腕のなかのウエルカムボードが、紙袋の隙間から見えた。
「わあ、素敵……」
貝殻リース、レース模様。
今にも、波音が聞こえてきそう。
「やっぱ、この色にして良かったな」
「ああ、文字は白がいいと思って。澪ちゃん、レタリングとか得意?」
「得意ではないけど……なんとかやってみます。字体とか、パソコンで調べてあるので」
「うん」
ルカさんは力強く頷いた。
七分袖のカットソーの裾が、夕風のなびく。
光が糸みたいに雲間から降ってきて、眩しくて私は目を細める。
「青とか水色とか……私のなかでブルーは、すっかりルカさんのカラーです」
そのイメージが根強くで、出会ってまだたった数日なのに、これからも青を見るたびに私はきっとルカさんを思い出すだろうなと、思った。
「僕も、澪ちゃんにはブルーのイメージだがあるよ」
「え? そうですか? 服はいつもグレーとか黒とか、選んじゃうけど……」
「浴衣は?」
一瞬、息が止まった。
「でも、ありがとう。民宿のこと、そう言ってくれて」
「あ、いえ……」
ルカさんは鼻の頭を指先で擦りながらもう一度、「ありがとう」と言った。
無性に照れ臭くて俯くと、腕のなかのウエルカムボードが、紙袋の隙間から見えた。
「わあ、素敵……」
貝殻リース、レース模様。
今にも、波音が聞こえてきそう。
「やっぱ、この色にして良かったな」
「ああ、文字は白がいいと思って。澪ちゃん、レタリングとか得意?」
「得意ではないけど……なんとかやってみます。字体とか、パソコンで調べてあるので」
「うん」
ルカさんは力強く頷いた。
七分袖のカットソーの裾が、夕風のなびく。
光が糸みたいに雲間から降ってきて、眩しくて私は目を細める。
「青とか水色とか……私のなかでブルーは、すっかりルカさんのカラーです」
そのイメージが根強くで、出会ってまだたった数日なのに、これからも青を見るたびに私はきっとルカさんを思い出すだろうなと、思った。
「僕も、澪ちゃんにはブルーのイメージだがあるよ」
「え? そうですか? 服はいつもグレーとか黒とか、選んじゃうけど……」
「浴衣は?」
一瞬、息が止まった。