男性恐怖症なんて関係ない!?


さぁやってきた地獄のヴォーカル1の授業。

今日は何をするのか...

「今日は課題曲をみんなの前で披露してもらいます!
そして...夏休みに向けてユニットを組んでもらいます!」

「うそ?それホント?」


「ほんとです!そのユニットをものにするかしないかはメンバー次第!頑張る人にはちゃんと助けてあげるつもりだからね?
やる気のないやつは落ちてくだけ!
やる気のないやつを助けようなんて私思ってないのでこの夏休みで差が出るかと...」


夏休みの間に差が生まれる...


差...
あたし上に立てるかな...


「じゃぁ!
早速順番に課題曲披露してもらいます!
ユニットは決まり次第私まで報告お願いします!早く決めれば早く練習も始めれる!
容赦せずに落としてくつもりだから!」


さすがだ...
置いてかれないように頑張ろう...


「次!蓮と璃々ちゃん!」


そうそう最近先生が璃々ちゃん!って呼んでくれるようになってね?
少しは先生と仲良くなれたかな?


「せーの」


~♪


「いいじゃない?
ハモりはすごく綺麗。二人とも相性いいみたいね?このまま手を抜かずに頑張ればふたりは伸びるはずよ!」


「ありがとう」


「ありがとうございます!先生!」


葵は?というと人の歌なんて気にせずお友達と会話中...


ほんと目指す気あるのかあたしが聞きたい...

あっ!そっか
葵モデルだったね



< 40 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop