男性恐怖症なんて関係ない!?

次の日から本格的に練習が始まった


あたしの男性恐怖症がなおるんけではないから辛いんだけど

気持ちはワクワクしていた


「璃々たん♡朝ですよー!」

「はぃ?え?今日土曜じゃん?ゆっくり...って...あーー!わすれてた」

「そーう!ユニット練習に朝からヴォーカルの授業!」

「忘れてた...ありがとう葵!じゃ...着替えるから.....って...え?え?えー!!!
こ...ここ誰の部屋?」

「璃々の部屋」

「な...なんで...なんで...?」

「ここは璃々の部屋!
ごめんね?勝手に入れて...だって練習に来ないって連絡あってさ?あたしの力じゃそろそろ手に負えないかと...で来てもらったの?」

「わかった...理解はした...でも人の部屋に...
早く出てけーーーー!」

なんで?
なんでこーなった?
ここあたしの部屋何でしょ?男の人が入ってくるなんて...
ありえない...
あのクソ親顔につられてホイホイあげたな...
葵といい親といい...イケメン好きめ...憎んでやる...


じゃなくて!

「学校ーーーーーー!」



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