溺愛プリンス~秘密のフィアンセ~
迎えたパーティー当日。
未だ、ルイには会えていない。今夜だって、会うのは難しいたろう。
会えなくて、寂しいが、毎日必ずメールか電話をくれていたルイ。
それが私の元気のかてになってる。
「…デザートはこれで全部か、美々?」
楓の言葉に、笑顔で頷いた。
「…シェフの料理も、美々の考えたデザートも、最高の物ばかりだ。きっと、お客様も喜んでくれるよ」
そう言った楓の言葉が、とても嬉しかった。
「…ありがとうございます。でも、パーティーはこれからです。デザートが足りなくなるといけないから、補充用のデザートも作っていきましょう」
「…ああ、そうしよう…おい、美々?!」
「…」
厨房に向かって歩き始めた私はふらついて、倒れそうになったが、楓が咄嗟に私の体を支えてくれた。
「…この一ヶ月、ろくに休みもなかったから、疲れが出てるんじゃないか?顔色も良くない」
「…すみません、大丈夫です。これが終わったら、2日ほど休みをもらってますし、後数時間のことですから」
そう言って笑顔を見せる。
楓は大きな溜め息をつくと、困ったような笑みを浮かべた。
「…美々がそう言うなら、頑張れ。でも、無理そうなら直ぐに言え。俺も、弟子たちもいるんだ。一人で頑張るな、いいな?」
「…はい」
…そして始まったパーティー。
会場は、人でごった返している。
未だ、ルイには会えていない。今夜だって、会うのは難しいたろう。
会えなくて、寂しいが、毎日必ずメールか電話をくれていたルイ。
それが私の元気のかてになってる。
「…デザートはこれで全部か、美々?」
楓の言葉に、笑顔で頷いた。
「…シェフの料理も、美々の考えたデザートも、最高の物ばかりだ。きっと、お客様も喜んでくれるよ」
そう言った楓の言葉が、とても嬉しかった。
「…ありがとうございます。でも、パーティーはこれからです。デザートが足りなくなるといけないから、補充用のデザートも作っていきましょう」
「…ああ、そうしよう…おい、美々?!」
「…」
厨房に向かって歩き始めた私はふらついて、倒れそうになったが、楓が咄嗟に私の体を支えてくれた。
「…この一ヶ月、ろくに休みもなかったから、疲れが出てるんじゃないか?顔色も良くない」
「…すみません、大丈夫です。これが終わったら、2日ほど休みをもらってますし、後数時間のことですから」
そう言って笑顔を見せる。
楓は大きな溜め息をつくと、困ったような笑みを浮かべた。
「…美々がそう言うなら、頑張れ。でも、無理そうなら直ぐに言え。俺も、弟子たちもいるんだ。一人で頑張るな、いいな?」
「…はい」
…そして始まったパーティー。
会場は、人でごった返している。