年上のアナタと大人の恋ができたなら

朝食を済ませると彼に金沢の街を案内するため出掛けた
有名どころや隠れた観光スポットなどひととおりまわったあと
あるお店に来た

「ここは?」

「とりあえず中に入りましょう?」と店に入ると紅茶の香り

「来たな、いらっしゃいませ」とお兄ちゃん

「ここはお兄さんのお店?」

「そうです今朝お兄ちゃんに連れてきてって言われたので」

2人でカウンター席にこしかける

「俺のオススメでいいですか?」

「お任せします」駿介さんは店内を見回すと

「良いお店ですね、癒されるというかほっとします」

「有難うございます」とにこにこなお兄ちゃんホント駿介さんが気に入ったんだな

「で、こっちにはいつまで?」

「明日帰ります、どうしても外せない仕事が明後日入ってますので
明日はそれに備えようかと」

「また来ることがあったらその時は教えてください」

その後は2人、話が盛り上がり家に戻るとその日は早めに休み
翌日は朝早く家を出て東京に向かった
ちなみにいつの間にか駿介さんとお兄ちゃんは連絡先を交換しあってた


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