年上のアナタと大人の恋ができたなら
「そうあの人だったらやりかねないわよ桐生さんに相談した?」
「いえ駿介さん最近忙しくて」
「話しなさい!もし美月ちゃんに何かあったらどうするの
桐生さんと約束したんでしょ隠し事はしないって忘れたの?」
「心配かけたくないんです、それでなくても今忙しいのに」
「そんなこと言って万がいち美月ちゃんに何かあった時
桐生さんがどれだけ悲しむと思うの?
もしこれが逆で桐生さんに黙っていられたらどんな気持ちになる?
それを考えなさい!」とぷりぷり怒る小百合さん
隠し事はしないあのケンカでそれがどれだけ嫌なことだったか
お互い思い知ったはずなのに
「小百合さん」
「いい?今すぐ桐生さんに電話しなさい、事は急を要するわ」
そう言われケータイを取りだすと彼に電話をかけた
<もしもし美月?どうした>
「あの折入って話したいことがあるんですけど」
<話?今話せる内容?>
「いえ電話ではちょっと・・直接会って話したいんですけど」
<分った、仕事終わらせ次第そっちに行くから待ってて
絶対1人で帰らないで>
電話を切ったあとはそのままお店で仕事を続けていた
18時を少しまわったころ彼がお店にやってきた
「駿介さん忙しいのにすみません」
「構わないよ、クルマで来たから今すぐウチに帰ろう」
「じゃあ小百合さん」
「うん気をつけて、全部話すのよ」
「はい」
家に着くまでの間何も話さずにいた
私がこれから話す内容に彼はどんな反応を示すのだろう
あんなに隠し事はしないでと言われたのに私は約束を破った
私は重い気持ちで窓の外を見つめていた