年上のアナタと大人の恋ができたなら

「どうする?ってもう決めたみたいだな」

「ああ話をしてて思ったあの人学生の俺相手にマジ仕事の話するんだ
すごい引きこまれたよ、あの人と一緒に仕事できたら何か見つけられる気がする
とは言っても多分最初は1番下からだろうけど
その前にまずは採用されないと」

「何だか今の10数分でやりたいことが見つかったみたいだな」

「ああ自分でも驚いてる、あんなに悩んでたのが嘘みたいだ」

「美月さんに感謝だな
あの時征が美月さんに気がつかなかったら
そしてここに連れてこなかったら
美月さんの彼が桐生さんじゃなかったら
きっとこうならなかったんじゃないか?」

「これって単に偶然が重なっただけなのか?」

「それもあると思うけど征の運を引き寄せる力が大きいと思うぞ」

「運を引き寄せるチカラか」

「征これから忙しくなるな」
そう言うと嬉しそうに言った

「ああやってやる、来年あの人の会社に絶対入る」


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