年上のアナタと大人の恋ができたなら
「砂城?」
「私は駿介君に嫌われたくなくていつも笑って許してた
怒って嫌われたらどうしようってびくびくしてた
言いたいことも飲みこんで言葉にしなかったの
駿介君は優しいから怒っても笑って許してくれたんだろうけど
私にはその勇気がなかったわ
あの頃の私はいつも駿介君の顔色を伺っていたのよ」
「俺がもっときちんと砂城と向き合っていればよかったんだ
いつもへらへらしてたから逆に言えなかったんだろう?
ごめんな砂城」
「じゃあこれでおあいこね」
「そうだな」とお互い見つめ合う
「私ずっと前から駿介君のことが好きだった
だけど駿介君がどう思ってるのか分らなかったし
もし振られたらもう幼馴染みに戻れないような気がして言えなかったの
幼馴染みという最後の場所だけは手離したくなかったから
今更だけど言えて良かったこれですっきりした」
「好きになってくれて有難う砂城」
「美月さんと幸せになって私も頑張る」