年上のアナタと大人の恋ができたなら
「そう久しぶりね」と笑顔をむけると彼女がふわっと笑った
「東雲さん良い顔してますね」
「え?そう」
「はいこれが本当の東雲さんなんですね、良かった」
「綾乃さん彼女は?」と景山さんに聞かれ
「彼女がさっき話した例の」
「なるほど、どうも綾乃さんの恋人の景山です初めまして」
「景山さん!」と顔を赤くしていると
「初めまして国府田美月です
ここで会えて良かった東雲さん連絡先交換してもらえませんか?
私また東雲さんに会いたかったんです」
「どうして?」と聞くと
「だってまた会って話がしたかったんです本当の東雲さんと」
というとにこにこしながらケータイを差し出していた
私がケータイを取りだし連絡先を交換すると
「じゃあ連絡しますね」と言い彼女は帰っていった
「たしかに良い子だな、キミは良い友人を持った」
「友人・・」
「そうだよ本当の意味での友人だ、さ出掛けるぞ」
と言い彼に手を繋がれた
こんな私にも友人が・・そう思うと自然と顔が緩むのが自分でも分った
彼はくるりと振り向くと
「今のキミすごく良い顔してる、俺の前でもその顔頼むな」
そう言われ顔が熱くなるのを感じた
ここにきてやっと呼吸出来た気がする
もう自分を偽らなくてもいいんだ
そう思うと気持ちがとても軽くなる気がした
