年上のアナタと大人の恋ができたなら

やってきたのはよく来る居酒屋
良心的な値段のわりに美味しいモノが多く食べられる
私たちお気に入りのお店のひとつだ
今日は週末ということもあり仕事帰りの人たちでかなり賑わっていた

今夜は話をしたかったので個室をチョイス
席につき軽く料理をオーダーし飲み物が来たところで話し始めた

「それで相談って専務のこと?」

「何で分ったの?」

「今の美月の悩みってそれくらいしかないでしょ?
専務が好きって気がついていつ返事をしようかって悩んでるんでしょ?」

「すごい、さすが恋愛の先輩だね」

「好きなら早めに返事してあげなさいきっと向こうはやきもきして待ってる筈よ
あんまり焦らしちゃダメだからね」

「うん、ただその返事のタイミングが分らなくて」

「美月からデートに誘ってみれば?」

「私から?」

「そうよ美月から誘われたら一も二もなくOKするわよ
そうね場所は遊園地がベターね
それでまたお弁当でも作っていったらイチコロよ
告白する場所はテッパンの観覧車ね、てっぺんに着いたところで告白」

「なんかそんなシーンTVドラマの中だけかと思った」

「早めに電話してあげなさい、専務待ってると思うよ」

「うん分った」
と、話に一区切りついたところでオーダーした料理が運ばれてきた
私たちはさっそく箸を付け始めた

「上手くいったら報告することは忘れないでよ」

とそこからはいつもの女子話に花が咲いた


< 35 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop