年上のアナタと大人の恋ができたなら
小百合さんと柊さんが話をしている間
私と木村君はぼんやりとその様子を見ていた
すると柘植さんが私にこっちこっちと手招きする
柘植さんの所にくると
「これって誰の作品かな?
ハンドメイドのような気がするんだけど」と聞かれた
見ると私がクリスマス用に作った限定商品だった
「あの私ですけど」というとちょっと目を見開き
「キミが作ったの?へぇなかなか良いなこれ」
と言われちょっとテレる、すると
「柊さんこれも雑誌に載せたいんだけどいいよな?」
「写真は柘植さんに任せまーす」と柊さんが言うと
柘植さんは私の商品を写し始めた
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取材も終わり最後に店内で私たち3人を撮ると
「今日は有難うございました、今日の取材は来月号に載りますので
発売されたら雑誌送らせていただきますね、それでは」
と挨拶をかわし店を後にした
ほーっと溜息をついているとカランとドアが開き柘植さんが戻ってきた
彼は私を見ると上着の内ポケットから何かを出し
ペンで何やら書きこんでいた、そしてそれを私の前に出すと
「これ俺の名刺、じゃあまた来るよ」
そう言って手を上げ今度こそ店を後にした
私は彼から貰った名刺を見ていたが何故くれたのか分らずに
彼が出て言ったドアを見つめていた