年上のアナタと大人の恋ができたなら
「無事取材終わったんだ」
「はい1時間くらいだったんですけど何だかあっという間でした」
「で、美月の商品も紹介したの?」
「それが実はカメラマンの方が私の作品を気に入ってくれたのか
雑誌に載せたいみたいなこと言って何枚か写真撮ってましたけど」
「カメラマン?」
「はい確か柘植さんとか」と言うと駿介さんがぴくっと眉毛をあげた
「ひょっとして柘植拓哉?」
「え、お知り合いですか?」
「いや俺の取材の時にも来てたんだ」
「そうだったんですか、実はこれ貰ったんです」
と彼から貰った名刺を出して見せた
「彼名刺くれたの?」と名刺の裏を見ると眉間にシワをよせていた
「駿介さん?」
「美月、柘植さんと何か話した?」
「ひと言ふた言だけそれも商品のことですけど?」
「俺の時は名刺よこさなかったのに美月には渡したんだ」
「ただ単に商品に興味をもってくれたからだと思いますよ」
「それだけじゃないような気がする」と難しい顔をしていた
訳が分らず彼の顔を見ていると
「気にしすぎかな」と彼は言ってたけど
その言葉通りのことが起きるのに時間はかからなかった