年上のアナタと大人の恋ができたなら
「分りました」と言うと早々にお店を出ていった
何だか忙しそう?
仕事を上がったあと待ち合わせの場所に行くと
店の奥、既に柘植さんは来ていて煙草を吸っていた
無精ひげはそのままに煙草を吸う姿はカッコいい
しかし何だかそわそわしているどうしたんだろう?
そう思いながら近づくと
「お待たせしてすみません」
「いや大丈夫だ無理言って悪かったな」
私はコーヒーを頼むと向かいに腰かけた
柘植さんを見るとやっぱりそわそわしている
「それで話というのは?」
「実はアメリカの出版社に誘われたんだ」
「アメリカ?」
「ああ俺の写真を凄く高く評価してくれてこっちに来ないかって言われたんだ」
「それってヘッドハンティングですか?」
「そうなるな」
「凄いですねおめでとうございます」
と言うと難しい顔をしていた
「柘植さん嬉しくないんですか?」
「そりゃ嬉しい、これは俺にとっていいチャンスだ
多分今後こんな機会はやってこないと思う」
「ならどうしてそんな顔をしてるんですか?」
「前に言った話覚えているか」
告白のこと?でもあの時はっきり断ったのに
「もう1回言う俺はキミが好きだ一緒にアメリカに行かないか?」