2.5次元少女
優馬side




棗のことを理解してるのは俺だけのはずだった


変化に気付けるのも俺だけだった。





実際、倒れた棗を
俺が一番わかってた。


龍なんかより、俺の方がって思う。



もちろん勝ったつもりでいた。



だから、今日もずっと棗に何もないように見守ってた。


でも転入生と話す棗を見て思った


もう信用してるって。

俺がすごい時間をかけた信用がまるで無駄だと言われてるようだった。





夢燐…
決して悪い族じゃない、、けど
棗は渡したくない。、




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