初恋は、許されない恋でした。
パシッーーーーーーー
『へ…?』
かず「お前の相談、聞いてやんねぇと……。きっと辛かっただろうから……っ。」
驚いて後ろを振り返ると、弱々しく私の手を掴んで私を見ていた。
『かず……?』
……やっぱり、何もかもお見通し。
かずには嘘つけたことなんて一つもなかった。
ずっと生まれた時から一緒に居たから。
『かず、大丈夫だよ。
今は自分の心配しないと、ね?』
かず「うっせぇ……。
いらねぇっつってんだろ……。
……スーッスーッ」
『あのね……って、寝てるし……。』
ガチャンッ
かずまま「ただいまー。」
1階からかずままの声がした。
帰ってきたんだ。
『おかえりなさいかずまま!』
かずまま「あら?一希と一緒に遊んでたの?」
1階に行くとかずままが大量の買い物袋を下げて笑っていた。
遊んでたもなにも……
『かず私の家の前で熱出して座ってたから部屋まで運んで一応熱冷まシート貼ったんだけど、病院行った方がいいかもしれない!』
かずまま「あらあら、一希は熱を出しちゃったのね。
ごめんなさいね一希の面倒見させちゃって。
後で美鈴ちゃんに渡そうかと思っていちごみるく買ってきたのよ。
あ、あと美奈代ちゃんにごぼう買ってきてあげたから一緒に持って帰ってちょうだい。」
『いやったぁー!!
いちごみるく♪
ありがとうかずママ!』
因みに美奈代ちゃんはうちのママの事だよ♪
かずまま「ごぼうも忘れないで持って帰ってねー!」
『はぁーいっ!
おっじゃましましたー!』
上機嫌になった私はいちごみるくとごぼうを抱えてうちに入った。
『ただいまぁー。』
ママ「あら美鈴♪遅かったのね??
一希くんと遊んでたの??」
かずままと同じ事言ってるし……。
『遊んでなーい!!
かず熱出してたから今まで看病してたんですーっ、あ、かずままからごぼうだってー。』
ママ「あらっ、大きなごぼうねぇ!
あ、ほら、手洗って上上がりなさいよー♪」
『分かってるー!』
ママ「今晩はごぼうにしようかしら…。」
そんなママの声を背中に受けながらルンルンで自分の部屋に入っていった
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『へ…?』
かず「お前の相談、聞いてやんねぇと……。きっと辛かっただろうから……っ。」
驚いて後ろを振り返ると、弱々しく私の手を掴んで私を見ていた。
『かず……?』
……やっぱり、何もかもお見通し。
かずには嘘つけたことなんて一つもなかった。
ずっと生まれた時から一緒に居たから。
『かず、大丈夫だよ。
今は自分の心配しないと、ね?』
かず「うっせぇ……。
いらねぇっつってんだろ……。
……スーッスーッ」
『あのね……って、寝てるし……。』
ガチャンッ
かずまま「ただいまー。」
1階からかずままの声がした。
帰ってきたんだ。
『おかえりなさいかずまま!』
かずまま「あら?一希と一緒に遊んでたの?」
1階に行くとかずままが大量の買い物袋を下げて笑っていた。
遊んでたもなにも……
『かず私の家の前で熱出して座ってたから部屋まで運んで一応熱冷まシート貼ったんだけど、病院行った方がいいかもしれない!』
かずまま「あらあら、一希は熱を出しちゃったのね。
ごめんなさいね一希の面倒見させちゃって。
後で美鈴ちゃんに渡そうかと思っていちごみるく買ってきたのよ。
あ、あと美奈代ちゃんにごぼう買ってきてあげたから一緒に持って帰ってちょうだい。」
『いやったぁー!!
いちごみるく♪
ありがとうかずママ!』
因みに美奈代ちゃんはうちのママの事だよ♪
かずまま「ごぼうも忘れないで持って帰ってねー!」
『はぁーいっ!
おっじゃましましたー!』
上機嫌になった私はいちごみるくとごぼうを抱えてうちに入った。
『ただいまぁー。』
ママ「あら美鈴♪遅かったのね??
一希くんと遊んでたの??」
かずままと同じ事言ってるし……。
『遊んでなーい!!
かず熱出してたから今まで看病してたんですーっ、あ、かずままからごぼうだってー。』
ママ「あらっ、大きなごぼうねぇ!
あ、ほら、手洗って上上がりなさいよー♪」
『分かってるー!』
ママ「今晩はごぼうにしようかしら…。」
そんなママの声を背中に受けながらルンルンで自分の部屋に入っていった
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