眠らせ森の恋
 お前が――

 なんなんだろう。

 お前がめんどくさいんだ。

 お前が不気味だ。

 お前が――

 お前がなんなんだーっ!?
と飛び込んだベッドの中で、布団に頭を突っ込み、つぐみは一晩中、考え込んでいた。






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