Xmas。


さりげなくワインを下げられ、水の入ったグラスを持ってきてくれた悠さんに抱きついた。



「悠さん〜〜イケメン〜〜優しい〜〜」

「あー…わかった、わかったから水飲め。離れろ」



腰のあたりに巻きついている私の腕を離そうとする力に抗って、抱きつく力を強くする。



「なんでそんなに離れたがるんですかあ」

「くっついてると自制が効かなくなるからだよ」

「自制ってなんですか〜!嫌いだから怒りたくなるとかですか!」



寂しい、好き、なんだか自分の感情がよくわからなくて悠さんのお腹を頭でグリグリと攻撃した。

すると、また頭をポンポンとされて小さくため息が聞こえた。



「お前の事が好きだからに決まってんだろ」

「…へ?」






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