私の彼はオイルの血
真顔の凱斗
「嘘だと思ってるだろ?」
私は苦笑いしながら
「そりゃあね!急にそんな冗談。笑えないでしょ?」
「嘘じゃねーよ」
あまりにも真剣な凱斗に困惑する。
「心が冷たいからロボットとか?前の学校のあだ名がロボットとか?」
凱斗は人差し指をピンと立てた!
「ヨシ!じゃあこうしよう!俺の言ってる事が本当だったら……」
?
「おまえにキスする」
ええッ!?
「な!なんでそうなるのよ!」
「信じてないんだろ?俺の秘密」
「そりゃーね!今2018年だよ!ロボットが学校来るわけないじゃん!それに凱斗はどう見たって人間よ!」