彼は高嶺のヤンキー様(番外編)



基本、凛たんは、誰にでも平等に優しいから、かなりモテモテなんだが、本人にその気はナシ。

3人、彼女候補がいるが・・・凛たんの方は、恋愛対象として見ていない。

『親友』・『心のオアシス』・『妹』としか・・・仲の良い友達としか、マジで考えていない。

八方美人じゃないんだが、そんな感じで、無自覚で、特別な女友達3人の前で、それぞれが勘違いすることをするから・・・



(張り倒されるんだよな〜)



〔★痛い思いをしていた★〕



凛たんに欠点があるとすれば、敵・味方関係ナシに『女』を殴れないこと。

それは俺も同じだが、中には手を出せないとわかってて、女を武器に使う奴もいる。

よそとのケンカになれば、相手側に女がいることもある。

凛たんも最初は、紳士的に接するが、なめた態度が変わらなければ・・・

手は出さない暴力、精神的にダメージを与えて、ぶっ飛ばす方向に持っていくんだよな〜

目のつけどころが良いというか、伊織でなくても気に入るわ。



〔★ドSのお墨付きだ★〕



敵だったら、精神攻撃などで、女が勝手に逃げていくように仕向ければいい。

けど、味方の・・・仲間の女はそうはいかない。

特に、『彼女候補』からの攻撃は耐えるのみ。

平手打ちをくらい、どんなに殴る・蹴るされても、やり返さない。

親友な彼女ちゃんが、怒ってる意味がわからないまま、とりあえず「ごめんなさ〜い、カンナさ〜ん!」と、謝る凛たんもよくないんだが・・・



(高千穂・・・もっと手加減してくれよ。)



本命の彼女で正妻、世間は第一夫人というが、やりすぎだろう?



〔★攻撃の9割はカンナだ★〕



凛たんもさ、『大事だからやり返さない』ってスタイルにも、限度があると思うぞ?

いや・・・『やり返す』っていう考え自体がないんだろうな・・・

もうちょっと、凛たんがうまく立ち回れれば、ハーレムなのによ〜

はあー・・・



〔★凛からすれば、余計なお世話だ★〕



< 4 / 54 >

この作品をシェア

pagetop