溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
「あっ、それっ、だめっ・・はん」

 唇で銜えられ、強く押されたり、根元を甘噛みされたり。ジクジクと全身を焦がすように苛まれたりすて、自分の体がどうなっているのかわからなくなってくる。そして右側の胸を責められているだけなのに、左側の頂もわななきを始め、同じだけ強い刺激がほしいと疼くのを感じた。

「やだ、恥ずかしいっ! でも、これ……おかしくなっちゃう!」

 返事は舌の艶めかしい動きで示された。乳頭の腹を尖らせた舌先でグリグリと擦られ、刺激を強められる。そこから左の胸も大きな手によって覆われ、先端を指で捏ねくり回されて腰が跳ねた。

「ひゃあああっ・・だめっ、だめっ」

 自分でもなにがダメなのかよくわからない。だがいつの間にか腰の深い部分が疼いていることに気がついた。

 女の性の部分が愛しい人を呼んでいる。

 早く来てほしいと願っている。

 結ばれたいって――

< 181 / 186 >

この作品をシェア

pagetop