溺愛同棲~イケメン社長に一途に愛される毎日です~
気がつけば真壁の腕の中にいた。彼の腕枕で眠っていたようだ。
椿がもそっと動いたので、真壁も目をあけた。
「ごめんなさい、起こしちゃった」
「いや、起きてた。考え事をしていた」
「考え事? なに?」
「椿のすべてを手に入れるのに、また一つ進んだ。だから幸せだなって思って」
椿の瞳が大きく見開かれる。それを見て真壁がくすりと笑った。
「椿の心と体を手に入れた。あとは籍だけだ。でもそれは急がない」
「匠さん・」
「ゆっくりでいい。ただ・・」
「ただ、なに?」
「来年、山瀬さんが育休からあけて戻ってきた時、椿のポジションを考えないといけない。椿には悪いが、僕としては山瀬さんには元の仕事である僕付きの秘書の仕事をしてもらうことが最善だと思っている。でも、秘書は二人もいらない」
ということは、椿は異動ということになる。それは仕方がないと椿も思った。
椿がもそっと動いたので、真壁も目をあけた。
「ごめんなさい、起こしちゃった」
「いや、起きてた。考え事をしていた」
「考え事? なに?」
「椿のすべてを手に入れるのに、また一つ進んだ。だから幸せだなって思って」
椿の瞳が大きく見開かれる。それを見て真壁がくすりと笑った。
「椿の心と体を手に入れた。あとは籍だけだ。でもそれは急がない」
「匠さん・」
「ゆっくりでいい。ただ・・」
「ただ、なに?」
「来年、山瀬さんが育休からあけて戻ってきた時、椿のポジションを考えないといけない。椿には悪いが、僕としては山瀬さんには元の仕事である僕付きの秘書の仕事をしてもらうことが最善だと思っている。でも、秘書は二人もいらない」
ということは、椿は異動ということになる。それは仕方がないと椿も思った。