人面瘡
全身から汗が噴き出して来る。


膝の凹凸は見る見る形を変化させていき、あっという間に人間の顔へと変わって行った。


そして、再び目を開けたのだ。


あたしは悲鳴を上げそうになり、自分の両手で口をふさいだ。


目がギョロギョロと周囲を見回している。


それはまるで、あたしを探しているように見えたのだった……。
< 88 / 204 >

この作品をシェア

pagetop