この想いどうすればいいの?



イルカが、私の近くまでやって来た。



「わ!透也!見て見て!イルカがっ!」



私は、イルカにすっかり夢中になっていた。



その時、



「わぁ!」



イルカが、ハイジャンプをした。



「すご!見て────」



バッシャーンッ



イルカが水に着地した時、私達の方に大量の水が飛んできた。



「わっ」



「冷た」



私達はびしょ濡れ。



だから前の席は空いていたのか・・・



なんて、今更ながら思う。



バッシャーンッ



またイルカが、大きなジャンプを決めた。
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