この想いどうすればいいの?



────イルカショーをする、屋外プールにやってきた。



「わー!久しぶりだ!」



あれ?



本当なら、1番人気なはずの、1番前が空いている。



なんで・・・?



私は、少し疑問に思ったけど、そんな疑問もすぐになくなった。



「透也、1番前座ろ!」



「おう、けど、気をつけろよ?」



「え?気をつけるって・・・何を?」



私がそんな疑問を口にした時、



ジャーンジャカジャーン



音楽が流れ出して、イルカショーが始まった。



「わ!始まった!」



だから、私はイルカショーに夢中になった。
< 199 / 259 >

この作品をシェア

pagetop