この想いどうすればいいの?
────イルカショーをする、屋外プールにやってきた。
「わー!久しぶりだ!」
あれ?
本当なら、1番人気なはずの、1番前が空いている。
なんで・・・?
私は、少し疑問に思ったけど、そんな疑問もすぐになくなった。
「透也、1番前座ろ!」
「おう、けど、気をつけろよ?」
「え?気をつけるって・・・何を?」
私がそんな疑問を口にした時、
ジャーンジャカジャーン
音楽が流れ出して、イルカショーが始まった。
「わ!始まった!」
だから、私はイルカショーに夢中になった。