一輪の紅い華
宥李「皆、集まってもらって悪い。」

「「「いえ、全然!!」」」

宥李「今日は、話があって集まってもらった。」

宥李「今日、この場を持って、私は紅の華を辞める」

「「「えっ、」」」

慧「宥李、何でだ」

泉「そうだ。理由も無く辞めさせない」

宥李「私は、命をかけてこの族を守ってきた。でも、

心をかけて守るべきものが出来たんだ。ただそれだけだ。」

美羽「俺らは、そんなに要らない‍?」

氷雨「宥李さんは、命が一番大事じゃないのかよ」

慶都「皆、宥李は、心が一番大事だと身を持って教えてくれただろ。そんな宥李大

事なもの、俺らに壊せるわけない」

「「そうか。」」

泉「俺は認めない!宥李と一緒にいたいんだ!」

慧「泉だけじゃない。俺だって、、俺だって宥李が好きだ!」

「「「「慧さん」」」」

宥李「私なんかにうつつ抜かして大丈夫‍‍?紅の華は、慶都に任せる。しっかり守れ
よ。」

宥李「スノウ」

出てきた氷が宥李の意のままに移動させる。

上級魔法だ。そして、世界のトップ3しか使えないという氷の魔法だ。

宥李「さよなら、また逢う日まで」

バタン

宥李「っ、、蓮琉」

バタン

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