極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
蒸し返すのもどうかと思いつつ、話がきちんと終わった感じでもなかった。
せっかく和やかになった空気に水を差すような気もしたけど、意を決して切り出してみる。
慶太さんは口をつけていたカップをソーサーに置くと、私へと顔を向けた。
「私と結婚するということ……お義母様は許されるのでしょうか?」
きっと、縁談の話は慶太さんの会社、Primary Stageにも利益となるどこかの令嬢ばかりなのだと思う。
お義母様はきっと、そういう相手と慶太さんが一緒になってほしいはずだ。
「俺がのどかを選んだことも、一緒になりたいと思っていることも、あの人に口出しさせる気はない」