極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~


話を中断させて食事を始めると、話題は料理の話などに逸れていった。

慶太さんが食事をしやすいようにと気遣ってくれているような雰囲気の中、穏やかにランチタイムが過ぎていく。

食事も終盤に差し掛かった頃、再び現れた黒服の男性が、デザートとティーセットを運んできた。

同じ彫刻が入った白のプレートには、丸いドーム型の艶々のケーキのようなデザートが載っている。

黒っぽく光るそのスイーツは、濃厚なチョコレートを想像させた。

慶太さんはデザートは食べないらしく、黒服の男性が注いでいったアールグレイティーのカップを手にしている。


「あの……さっきの話なんですが……」

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