極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~


嫁ぎ先との身分差を心配し、娘の結婚に反対をした父。

後ろ髪を引かれながらも家を出、父との関係を取り戻したいと願っている娘。

二人を修復させるには、今回の挙式しかチャンスがないと思えた。

もし、お父様がこのまま出席をしないとなれば、二人はこの先も元の親子関係を取り戻すきっかけを作れないまま、距離が空いた期間を過ごすことになってしまうかもしれない。

この式で、父と娘の仲を取り戻す手助けができれば……。


「そんなこと、できるのでしょうか……?」


美陽さんが不安気な面持ちで私を見つめる。

怜さんの真剣な眼差しも受け、私は力強く笑顔を見せていた。


「任せてください! お二人の式で、お父様ともまた、昔のような関係に戻れるように、長谷川とお手伝いさせていただきます」


やるしかない。

必ず、二人を元の親子に……。

その想いを胸に、約束をするように頷いた。


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