極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
「のどか……?」
「あっ、すみません……なんか、色々と頭がついていかなくて……恐れ多いと言いますか、なんと言ったらいいのか……」
口から出て来た言葉通り、恐れ多い気持ちは消し去れない。
だけど、それ以上に気付けば鼓動が高鳴っていた。
自分の手でキラキラと光り輝くエンゲージリング。
その手を取り、私の目を見つめる慶太さんの優しい笑み。
隠せないくらいドキドキと心臓が音を立てている。
「似合ってるよ……綺麗なのどかに」
そう言った慶太さんは触れる私の左手の甲に口付けを落とす。
優美なその姿に、顔面温度がグンと上昇して、胸がキュンと縮こまった。