極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
「慶太、さん……」
耳朶に口付け、その唇が首筋を伝うと、熱が身体を駆け巡りだす。
頬に添えられていた手が肩に下り、腕を伝っていくと、ウエストからトップスの裾を弄るようにして素肌に慶太さんの指先を感じた。
「あっ、あのっ」
戸惑う私の声を耳にしながらも、侵入してきた温かい手は止まらない。
遅かれ早かれ、いずれ慶太さんとこうなることは決まっていること。
婚約をし、結婚をする相手なのだ。
でも、私は……。
胸元に触れられ思わず身体をよじった時、「あのっ、私っ」と思い切って声を上げた。
上擦ったような私の声音に、首元に顔をうずめていた慶太さんは顔を上げ、じっと目を見つめてくる。
その眼差しが熱く色めいていて、暴走する心臓が今度はギュッと掴まれて止まってしまったようだった。