極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~
「日の出、せっかくだから見たいです」
「じゃあ、早起きしなくちゃだね。できる? 結構飲んでるけど」
いつの間にか横から慶太さんに見つめられていた。
目が合うと、どこか意地悪っぽい目をしてにこりと微笑まれてしまう。
確かに、緊張を和らげようといつもより早いペースでお酒が進んでいる。
心なしか、身体もふわふわとした感じがするかも。
「大丈夫です。まだいけます」
私の返答が予想外だったのか、慶太さんはくすっと微かに笑う。
そして、そばに置いておいたボトルを手に取り、空けた私のグラスにワインを注いでくれた。
「今日は、連れてきてくれて、ありがとうございました。すごく、楽しかったです」