極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~



買い物を終え、帰りの車に揺られながら、隣の座席に置かれたショップ袋に視線を送る。

神原さんは私の意見を伺いつつ、決定した何点ものランジェリーを領収書を切って購入していた。

なんの予定もなく現れた神原さんの勢いに流されるような形になってしまったけど、落ち着いて考えたら、慶太さんとは微妙な感じのまま……。

結婚初夜、なんて言うけど、その日がくるのか今は正直わからない。


「社長と何かありましたか?」

「えっ……?」


ぼんやりしていると、ハンドルを握る神原さんから突然声を掛けられた。

顔を上げると、ルームミラー越しに目が合う。


「すみません。詮索するつもではないのですが……社長が、ずいぶん落ち込んでおられたので」

「え……」


落ち込む?慶太さんが?

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