【完】今日から、お前は俺のモノ
そんなことをダラダラ考えていると
あっという間に朝。





こんなにも1日1日が過ぎていくのに、、






私はずっと止まったままなのかな、








「……め……めい!!!」


「……は…い「なにぼけっーとしてるの!」




振り向くと同時に手を引かれてよろける。




そこには







美咲がいた。






「ちょっと!前見て歩いて!!危ないっ!
今、自転車が!!ひかれそうになってたんだから……!!」


「……え……?」



美咲は顔を強ばって真剣に私に強く言う。





「えって……!
もぉう!!!!行くよ!!」





美咲は私の手を引くと
学校とは反対の方向に手を引いて
引かれながら歩いてカフェへと入った。
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