【完】今日から、お前は俺のモノ
ーーーーーーーあの日は突然だった



私は、生まれときから父親の影響で
バスケのボールに触れてきた。



自然と幼稚園に入学してからは
ミニバスケットボールのチームに入り、



小学校に上がり、より厳しい練習の中で
チームを引っ張るキャプテンとして
県大会では1位を勝ち取り、



……最高に浮かれていた




だから全国大会でボロボロになって初めて
負けた屈辱を知った。




それからは中学校に上がり、部活で全国大会に出場したり……




中2の時にはキャプテンとして
全国大会でベスト5まで上り詰めた。




それでも負けず嫌いな私は納得いかなくて、
引退最後の試合で絶対ベスト3までに入る!
って猛練習した。





……私はバスケが誰より大好きだったから…




あの時は……死にたいって





私自身が分からなくなった






生きる価値が、生きる意味を
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