『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
大きいテーブルいっぱいのご馳走。
2人で食事を楽しんだ。
すると家の電話がなって、慌てて走り出す。
「も、もしもし!?お父さん?!うん!そうっ!良かったぁ〜〜。泊まってくるの、、?うん、分かった〜。ちゃんと戸締りしとく。はい、じゃあお母さんとお祖父ちゃんに宜しくね。」
本当は少し、気を張っていて受話器を置いてその場に座り込んだ。
「、、、電話、、なんだって?」
「大丈夫だったって。お母さんが大袈裟に取り乱してたみたい。本当、、良かったぁ、、。もうそのままお母さんは付き添って泊まるって。お父さんは明日から海外に出張だからそのままホテル泊まってから行くって。その方が空港近いからって。」
「だから辰巳さん、、、あんなに大荷物だったんだな。」