『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「責任、、取ってよっ、、、、!こんなにも好きにさせた責任取って!!!いお兄だけ、、、ずっといお兄だけだったよ、、、。好き、、いお兄だけがずっと好きなのっ、、、。」
美鈴の愛の告白に伊織はフリーズする。
暫くして顔を歪めて視線を逸らす。
「、、、気を遣わなくていい。お前の好きと俺の好きは違う、、、!もう大人だから分かるだろ?!あいつと、、破談になってやけになってるんだったら俺がどうにかする。鈴が誰にでも身体を許す人間じゃないって俺が1番分かってる。あいつには許せても、、、俺には無理だっただろ。それが、、、いい証拠だ、、。」
背中を向け呟く伊織に、美鈴は立ち上がり背伸びをして顔を自分に引き寄せる。
そして、唇目掛けて体当たりした。
がちんと歯がぶつかる音がして、勢い余って唇を切ったのか血の味がした。
「なっ、、、!鈴っ?!」