『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由
「雅人も29歳だし、伊織も31だ。余りにも行動を取らないなら少し煽ってみようか。、、ね?美鈴ちゃん。」
にっこりと微笑み美鈴に話を振る。
「そう、、ですねっ?2人が本気を出せば直ぐに見つかりますよ〜。私もいい加減頑張ります。2人よりも早く見つけて見せますっ!!」
意気込む美鈴に、更に優しく目を細める。
「そう?それなら美鈴ちゃんにぴったりな人間がいるんだけど、、どうかな?」
暁人は顔の前で手を組み、真剣な顔をする。
「え?私に、、ですか?」
「うん。取引先の息子さんなんだけど、誠実で出来た人間だよ。たまたまロビーで美鈴ちゃんとぶつかった事があるとかで、紹介して欲しいって頼まれてたんだ。」