続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
「えっと、このストラップを家の扉に近づける・・・・・・と」

私は門を開けて、扉にストラップを近づけた。すると、ストラップが近づいている扉の表面に魔法陣が展開された。そして-

かちゃり、と音がした。

「あ、開いた」

「えっ、本当?」

魔法陣は消えていたけど、躊躇なく取っ手を掴み、引いた。なんの抵抗もなく開く。

「え?至って普通じゃん」

肩越しに中を覗いている澪がポツリとこぼす。うん、至って普通です。

「六人で住めるかしら・・・・・・」

にしては狭すぎだよね。でもねぇ・・・・・・

「これだけじゃないらしいよ?」

「「「「「え?」」」」」

みんなは知らないよね。ここに、隠し通路があって、隠し部屋があるなんてさ。

フローリングに上がって、靴を木製の靴箱に入れる。そして、リビングへと続く廊下を進んだ。

「待ちなさいよ、友香!」

「そーだぞ」
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