俺様外科医に求婚されました



「ウソつきと思われたままじゃ困るからな」


ウソつき?一体どういうこと?


「中身は、優梨奈ちゃんからの手紙だ」

「えっ?」

「正確には、ノートの中にあったものらしいから、親御さんが言うには絵とか走り書きのようなものだったらしいけど。スタッフステーションにまとめて渡されてた中に、キミ宛てらしきものもあったみたいで」


大和諒太…いや、大和先生はそう言うと、さらに続ける。


「あ、ずっと預かってはいたけど、中身は読んだりしてないからな。これは本当、天に誓って」


信じてくれと言わんばかりに真剣な表情を見せる姿を見て、私はクスッと笑ってしまった。


「天に誓うの好きですね。別に疑ったりしてませんって」

「そ、そうだよな。いや、念のために言っておいただけだ」


大和先生はそう言うと照れくさそうに目をそらした。


でも、どうしてだろう。

あの日に渡してくれれば良かったものを、どうして二ヶ月も経った今に?


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