chérie〜最愛の人へ〜









「あ、先輩!こんにちはー!」









「うぃっす……。」









「こら!光佑!ちゃんと挨拶する!」









「あはwいいよ由歌ちゃんw光佑も久しぶり」









龍太の妹の由歌ちゃんと光佑。




由歌ちゃんは私の1つ下の学年だから色々関わることがあった。




一方光佑は私と4年離れてるから、今まさに反抗期……。




ちょっとガキっぽいとこもあるからなぁ……。




でもなんだかんだ光佑は心配してくれてる。




口に出すのが恥ずかしいだけ。




それを知ると可愛くって仕方がないんだよね〜。




そんなこと考えてると無償に可愛くなってきて頭をわしゃわしゃしてしまった。









「な、や、やめろよ!!!」









「照れてる〜!可愛い〜!」









「由歌!うっさい!!!」









「アハハハハハ!」









由歌ちゃんと光佑くんがじゃれあってるのを微笑ましく眺めていると、手を洗ってきたらしい龍太が顔を覗かせた。









「あれ、光佑も由歌も珍しくじゃれあってるじゃんw仲良いね〜!」









「戦犯は璃音だぞ!いきなり頭わしゃわしゃすんな!!」









「ごめんごめんw」









「あーはいはい。もう家で暴れないでー!」









苦笑いでさとしてくる龍太。




おかんか!
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