【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
「え……でも私は雅副社長のことは全く知らない」
「詳しいいきさつは聞いてませんけど、一目惚れみたいなものだったらしいって唐澤くんが言ってました。だから藍本さんが失恋したってわかったとき、私、唐澤くんに連絡をして」
「え、なに、ちょっと、どういうこと?」
「あとはご本人か唐澤くんに聞いてください。部外者の私から全部話すのもなんですし」
口をぱくぱくさせた鯉、とか、豆鉄砲をくらった鳩、とか、例えるならそんな顔をしてると思う。どういうこと? 雅さんが何年も前から私を知ってたなんて、しかも一目惚れって?
それに、私が橘さんと別れたのを知った武田さんが唐澤さんにそれを知らせたって……。
もうだめ。急に変な情報を与えられてパニックだ。
テーブルに本日のパスタが届く。ハマグリと菜の花のペペロンチーノ、かぼちゃのスープ、バケットトースト。向かいに座る武田さんは、肩の荷が下りたぁ、と呟き、ほっとした表情でトーストにかぶりつく。
待って、待って、待って!
武田さんと飲みに行ったあの夜、あれは……。
「詳しいいきさつは聞いてませんけど、一目惚れみたいなものだったらしいって唐澤くんが言ってました。だから藍本さんが失恋したってわかったとき、私、唐澤くんに連絡をして」
「え、なに、ちょっと、どういうこと?」
「あとはご本人か唐澤くんに聞いてください。部外者の私から全部話すのもなんですし」
口をぱくぱくさせた鯉、とか、豆鉄砲をくらった鳩、とか、例えるならそんな顔をしてると思う。どういうこと? 雅さんが何年も前から私を知ってたなんて、しかも一目惚れって?
それに、私が橘さんと別れたのを知った武田さんが唐澤さんにそれを知らせたって……。
もうだめ。急に変な情報を与えられてパニックだ。
テーブルに本日のパスタが届く。ハマグリと菜の花のペペロンチーノ、かぼちゃのスープ、バケットトースト。向かいに座る武田さんは、肩の荷が下りたぁ、と呟き、ほっとした表情でトーストにかぶりつく。
待って、待って、待って!
武田さんと飲みに行ったあの夜、あれは……。