【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
ピピ、とドアロックを解除する音が聞こえてオレはキスをやめた。手の甲で自分の口を拭う。立ち上がったのとドアが開くのは同時だった。
入ってきたのはボス。オレを見るなり、訝しげな顔をした。そして何かに気付いたのか、目を鋭くさせた。
「どうした、唐澤」
「いいいいいえ……特には」
「そうか? ならいい」
ボスはデスクに座ると書類の整理を再開した。通常営業だ。勘がいいから分かったのかもと焦ったが、そうでもないらしい。
「雅副社長、イエロードット電業の20周年記念式典は参加されますか?」
「いや。あれは父が行くだろう。もし行けないのであれば出席する」
「わかりました。社長秘書と連絡して調整します。今夜の夕食は」
「ホテルで取る。咲希の好きなグラタンをルームサービスで頼んでくれ。咲希も疲れているようだから早めに帰る」
「はい」
このあと2人は同じねぐらに戻る。ボスは咲希さんと一緒にいて、襲いたくなったりしないんだろうか。
このひと、本社で藍本さんを見かけてから遊んでない。海外にいるときは適当な女の子引っ掛けて一晩だけの付き合いを平気でしてたのに、ぴたりとやめた。かれこれ3年、もっとかもしれない。
たまってるハズなんだけどな。
入ってきたのはボス。オレを見るなり、訝しげな顔をした。そして何かに気付いたのか、目を鋭くさせた。
「どうした、唐澤」
「いいいいいえ……特には」
「そうか? ならいい」
ボスはデスクに座ると書類の整理を再開した。通常営業だ。勘がいいから分かったのかもと焦ったが、そうでもないらしい。
「雅副社長、イエロードット電業の20周年記念式典は参加されますか?」
「いや。あれは父が行くだろう。もし行けないのであれば出席する」
「わかりました。社長秘書と連絡して調整します。今夜の夕食は」
「ホテルで取る。咲希の好きなグラタンをルームサービスで頼んでくれ。咲希も疲れているようだから早めに帰る」
「はい」
このあと2人は同じねぐらに戻る。ボスは咲希さんと一緒にいて、襲いたくなったりしないんだろうか。
このひと、本社で藍本さんを見かけてから遊んでない。海外にいるときは適当な女の子引っ掛けて一晩だけの付き合いを平気でしてたのに、ぴたりとやめた。かれこれ3年、もっとかもしれない。
たまってるハズなんだけどな。