【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
するすると肌をなぞりあげる雅さんの手はスローだ。でも指先は私の弱いところを確実に捉えた。

じわり。触れられた部分が痺れる。思わず首をすくめる。ふっ、と息も漏れた。
その息を塞ぐように口付けられる。

熱いキスを続けながらも雅さんの手は動く。

もっと欲しいくせに、私は雅さんの手をブラウスの上から押さえ込む。


「抵抗するの? 身体はこんなに欲しがってるのに?」
「や……恥ずかし……い」
「的を射てるってことでいいのかな? 君の弱いところは確認済みだから。キスもこういう方が君は熱くなるしね」
「は、んん……」


再びねじ込まれた舌に身体は火がついたように熱くなる。
キスと愛撫に集中せざるを得なくなり、手の力が抜けてしまう。


「そう、紬。どうせ押さえ込むなら、俺の背中にしてくれないか?」
「は……い」


キスを受け入れながら、私はのそりと手を動かした。彼の背中に手を回す。シャツの上から軽く抱きしめる。
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