【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
ニヤリと意地悪に笑って見せて、雅さんはゆっくりと顔を近付けてくる。触れるだけのキスを唇に落とし、私のブラウスの第一ボタンに指をかける。


「唐澤に確認してみる? 明日の仕事が心配で、おちおち抱かれていられないって君が心配してるって」
「そ、そんなこと!」
「それとも自分の口で上司に申告する? 今晩副社長が離してくれそうにないので明日は有給をお願いしますって」
「み、雅さん……んんっ」


私が反論する前に雅さんは顔を傾けて深く口付ける。雅さんの熱い舌が入り込む。と同時に雅さんは私の顎をつまみ、ぐいと押し下げる。一気に私の舌を捉え、絡め、深く深く私を捕まえる。

キスだけでこんなに反応するなんて。恥ずかしいけれど、でも、疼いてしまう。

欲しかった刺激に身体が震える。
自分から腕を彼の首に回して、しがみつく。


「嬉しいな。紬がこんなに積極的だなんて。今晩は覚悟しましたっていう承認の証と思っていい? こんな風に君を翻弄していいっていうことだよね」


いつの間にか外されたボタン。開かれたブラウス。さらされるキャミソール。
その下を滑り込む雅さんの大きな手。
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